脳梗塞のリハビリは、病院でどれくらいの期間できるかという点は、最大で発症から１５０日間、高次脳機能障害を伴う場合は１８０日間と定められています。
1.急性期（発症から数日～約1ヶ月）
発症直後の急性期では、脳梗塞の治療と病状の安定化を第一優先とします
2.回復期リハビリ（約1ヶ月～6か月）
急性期を経て、病状が安定すると、回復期リハビリ病棟へ移ります3か月～6か月を最大で6ヶ月ほど病院でリハビリできます
- この期間には、歩行訓練や筋力強化、手足の動きを取り戻すための運動療法、さらに日常生活動作（ADL）を改善するための
- 言語障害や嚥下障害（飲み込み機能の低下）がある場合、言語療法士や作業療法士によるリハビリ
3.維持期間リハビリ（6か月以降）
回復期病棟でのリハビリが終了した後、その後は病院でリハビリを継続することはできません。さらにリハビリをする場合は、自宅に退院後に外来リハビリやデイケアに通うことになります。
- 外来でのリハビリは、週に数回程度行われることが多く、筋力維持やバランス訓練、日常生活に適応するためのサポートが続きます。
- 期間は、患者の状態に応じて長く続けることが一般的です。の場合によっては1年以上続けることもありますが、外来リハビリや訪問リハビリが中心となります。
まとめ
病院で行うリハビリの期間は、最大6か月程度（150日～180日）と決められているため、その後のリハビリを継続する機関は限られてしまいます。
保険内でのリハビリには限界があるので、さらに回復に向けてリハビリを希望する場合は自費リハビリを検討する事でより回復が期待できます。
